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講師の声

知野先生 :介護福祉士・介護支援専門員

訪問介護員2級養成研修・就業者対象フォローアップ講座 講師

在日フィリピン人対象講座の講師依頼を引き受けてから、多くのフィリピンの方と接っしてきたが、多くの発見があり、それを通じて私自身の学びになっていると感じさせられることが多々ある。
フィリピンの方たち!とにかく明るい。意地になりやすい部分・視野の狭さが多少気になる点もあるが根っからの明るさを感じる。いい意味で子供のような素直な部分を持っている。
講義中も、真剣に向き合おうとする姿勢があるから、私の投げ掛けに対する反応もいい。わかんないことがあったらどんどん質問してくるから講義も盛り上がる。そして教室内全体が盛り上がり講義がすすんでいく。みんな真剣な中にも楽しく学んでいるのである。

日本の今の若者の介護離れがあるから、廃校,規模縮小を迫られる介護専門系の学校が増加しているわけで、何か今の介護現場,現状が良い方向へ導くために改革が必要だと感じている。
日本人の足りないやる気とかモチベーションをフィリピン(外国)の方たちは持っている。そういう意味でも外国人介護士は必要なのではないか。

斎藤先生 :日本福祉医療専門学校 介護福祉学科専任教員

訪問介護員2級養成研修・就業者対象フォローアップ講座 講師

在日フィリピン人の方への教育・指導を通じ、日本人学生への教育法・指導法への見直し、それが再構築へと繋がり、様々な角度から視点を拡げていくことができる。
フィリピン人の方はモチベーションが違う。相手に対するプラス発言を、そのままの素直で率直な言葉で伝えることができる。(日本人は思っていてもなかなか恥ずかしくて言葉にできない人が多い。)
そして、表情や身体表現が豊かである。非言語的なコミュニケーションを用いた演習等が物凄く得意で早い。(日本人は一般的に苦手である。)つまり、日本語でのコミュニケーションが苦手でも身体表現でカバーできる。

良い意味で、自己評価が高く前向きである。
「私は今人生最高に楽しいです。点数でいうと100点!」
「今の仕事すごく楽しいです。お年寄りみんな大好き。でもまだ日本語完璧じゃないから80点!」
・・・このように自己評価は高く、常にポジティブなのだ。

今の介護現場は離職をはじめ虐待や拘束など実に多くの問題を抱えている。主な原因としてマスコミは介護の大変さや低賃金などを報道するが、本当はもっと複合的な問題を抱えていると思う。それは例えば新人職員の研修・教育体制が整っていない事やフォローアップ不足、経験に見合ったポストに就くことが難しいことなどである。
それらの問題を、現場の人間がひとつずつ解決していけると良いのだが、肝心の現場は今、疲弊を極めている。みずから何かを改善していけるような力や意欲が今は足りていないと感じる。

現場を良い方向にかえていくための提案のひとつとして、外国人介護士がもたらす多様性や、感情表現の豊かさといったものが現場を変える力となると信じている。

ホームヘルパー2級養成講座 外部委託講師

何度かピーエムシー主催の在日フィリピン人対象の講座に講師として参加しその中で私が感じたことです。

フィリピン人の方はとにかく明るく情熱的。
興味ある事には本当に一生懸命で勉強熱心です。
忙しい職場でピリピリしがちな雰囲気の介護現場に、フィリピンの方の明るさや人懐っこさがよい影響を与えると私は考えます。(職場や受け入れ利用者の相性もあるかもしれませんが…)

介護職員として利用者さんに対し、人の生活や価値観・人生や個人の尊厳とどう係っていくのか、そしてそれをどう心でつなげていくのかを問われる職場です。
しかし、日本の介護現場には、大事なモノを忘れているような施設も見受けられます。商業主義の事業所が増えてきている中、全国的に就職状況が悪化しているせいもあり、介護に興味がないのに、ただ生活やステイタスのみで仕方なく働いている介護士もいます。
国の考え方や、やりがいを無くすような政策のせいもあるのかなとは思いますが、措置時代から比べると質は低下(情熱の部分で)しているように思えます。

フィリピンの方は、ルーズな所が全くないわけではないですが、しかし私が知る限り仕事を楽しんで熱心にやっている方が多く、仕事に向かう姿勢は、介護の仕事をしている日本人が外国の方に学ぶべき所が多々あるのではないか・・・と感じさせられました。

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