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外国人介護技能実習生の育成の考え方

技能実習制度は、国際貢献のため、開発途上国等の外国人を日本で一定期間受け入れ、OJTを通じて技能を移転する制度です。
2017年11月より「介護」も対象職種に追加され、新たな介護技能実習生制度がスタートしました。
2018年になり、少しずつ実習生が来日し始めています。

日本で介護を学びたいと考える外国人も増え、資格を得て就労を目指す留学生も急増しています。
と同時に、外国人の受入れに積極的な介護事業者も増えています。

しかしながら、日本語のレベルや受入れ体制に懸念を抱いている事実があることも確かです。

 

 

日本人の介護新人職員の育成の課題について

外国人の受入れを考えている介護事業者は、まず、事業所内の“育成環境”について考えてみる必要があります。
●新人を育成する環境は整っていますか?
●法人、施設の管理者は指導者のことを理解していますか?指導者は適任者ですか?

新人を育成する環境が整っていない事業所,指導者としての適任者がいない事業所が外国人を受け入れてもうまくいかないことは言うまでもありません。

外国人の受入れの前に、職場の育成環境を整え、指導者を育てる必要があります。

 

・・・日本人の新人育成の現況について少し整理してみます。
今の介護の社会は、多様な人材の参入・職場の慢性的な人材不足の中、介護の高度化・多様化に対応し得る人材の質的向上を図ることが必要とされ、これまでの人材育成のあり方を見直す必要性が喫緊の課題となっています。

みなさまの事業所では、日本人の多様な新人を上手く指導育成できていますでしょうか?

一昔前までは、事業所側が人を選ぶことができましたが、最近は、来る人拒まずで、「頑張って働きます!」という人であれば受け入れとぃる現況ではないでしょうか。
特に弊社クライアントでも下記の新人が増えてきています。

●メンタルの弱い人
●無資格、未経験、高年齢の人
●倫理・道徳・適正が不安定な人
●発達障害と思われる人

「人がいない」ことに伴う多様な新人の入職によって、新人を指導する指導者自身も多くの不安を抱えてはいないでしょうか?

 

日本人の介護新人職員育成の現況

このような多様な新人に対して、介護事業所は、次の育成が必要になってきています。

●メンタルの弱い新人のメンタルをフォローしながら育てる
●無資格、未経験・高年齢の新人を、その人にあわせたフォローして育てる
●倫理・道徳・適正が不安定な新人を、その人にあわせたフォローして育てる
●発達障害と思われる新人を、職員・施設幹部との協力を得て、業務に馴染ませる

しかしながら、上記の指導育成は簡単なことではありません。

これらの育成の実施は、ただでさえも「人がいない」中で、指導者を含めた介護職員に相当な労力とストレスの負担を与えることになってしまいますが、介護事業所にとって多様な人材に対する人材育成の見直しは必要なことであり、喫緊の課題になっていることも事実です。

下図は、人材の確保の主体から、人材の育成へと施設の方針転換を行い、人材の確保、定着の好循環を描いた関連図です。
「人がいない」事実の中で、職場改善を含めた「質」の向上が、人材確保、人材の定着に繋がるという理想図です。

質と量の好循環

現実、新たに入職してくる方の質は下がってきています。
その事を含めて、今いる職員がいかに現実を見据えて、今後の介護職場を「働きやすい職場」「利用者に沿った職場」にしていくか考えて挑戦していかなければなりません。

法人、施設の管理者の考え・覚悟を理解した上で、職員もついていきます。
上図のように、人材育成実施により、重い石をみんなで持ち上げ、「質」と「量」の好循環へとつなげていきます。

 

 

外国人介護技能実習生の育成の考え方について

日本人介護人材の育成も厳しい中で、外国人介護技能実習生が入ってきます。

介護現場を好循環にしていくためには、「質」と「量」の兼ね合い上、「質」をあげるために、どうしても「量」の確保が必要なため、この「量」の確保の手段として外国人介護技能実習生の導入という方法もあります。

介護事業者は、介護技能実習生の受け入れ後、介護職員として自立して身体介護ができる人材に育てることが重要な責務になります。
日本人の新人育成と同様、受け入れ施設の指導者、そして一緒に働く職員たちにも負担やストレスを与えることになるでしょう。

介護技能実習生を受け入れる介護事業者側は、入国してくる介護技能実習生指導者・受け入れる施設の職員たち負担やストレスを少なくすることが必要となってきます。

負担やストレスを少なくするために介護事業者側がおこなうべき2つのポイント!

 

  • 入国時の日本語検定はN4でなく、N3レベルの合格者であることをお勧めします。
    実習生、施設職員にとって、入国後のN4→N3の習得に力を入れる事が仕事ではありません!
    日本語を教えることばかりに時間を費やしてしまっては、一番大切な「介護の仕事を教え、覚えていただくこと」への時間が足りなくなってしまいます。
  • 実習生の指導ポイントが明確に分かる仕組みを準備することをお勧めします。
    (高卒レベルの日本人を丁寧に教える仕組みを想定されてもよろしいかと思います。)

 

実習生と指導者の想いのすれ違い

N3レベルを合格した介護技能実習生は、不安の中でも頑張ろうという気持ちと、学んできたというプライドを持って来日してきます。
一方、受入れ側の日本人の指導者は、実習生の気持ちを受け止めようとしますが、何を聞き、何をどう伝えたらよいのかわからず、実習生の考えや不安・悩みが理解できず悩んでしまうことも多々出てきます。

実習生と受け入れ側、双方の不安・ストレスを軽減し、風通しの良い環境の中で育成しながら仕事をしてもらうことが、実習生受け入れの成功の鍵を握っていると言っても過言ではありません。

 

 

ピーエムシーの外国人介護技能実習生の育成の考え方

ピーエムシーでは、日本人新人介護職員育成、在日外国人介護士育成、EPA介護士育成、介護留学生の就業支援等のこれまでのノウハウから、外国人介護技能実習生のための「成長サポートプログラム」を開発しました。

外国人介護技能実習生のための「成長サポートプログラム」のコンセプト

介護技能実習生が、
日常の業務をできるだけ無理なく自然に行え、楽しく働いていくことができる人材育成 の成長支援プログラム

 

成長サポートプログラムの概要

大きく3つの項目から構築されています。
実習生と指導者で評価したデータを、介護事業者に時系列化された報告書として送られ、その結果を基に指導者が指導に役立てていきます。

 

基本業務・態度

掃除・準備・片付け等の施設での基本的業務と、学ぶ姿勢・利用者への態度・定められた手洗いなどが入国3ヶ月でできるようになるための指導をサポート

 

 

 

 

 

身体介護技能

食事・排泄・体位変換・入浴・衣服の着脱・移乗 移動の身体介護技能を技能評価試験(主管:シルバーサービス振興会)の入国3年目レベル(自ら考え、できる)までを 1年でできるようになるための指導をサポート

実習生への関わり

 

 

性格診断での個々への関わり方、メンタルチェックでの現在の不安要素、介護用語理解度テストでの用語理解及び、実習生へ学びの動機づけをサポート

 

 

 

1.パーソナリティ 
2.キャラクター
3.自己開示性・社交性

性格は変化します。
心のエネルギーが安定すれば落ちつきます。

性格を理解することが指導に役立ちます。 

 

 

 

1.業務面不安度
2.生活面不安度

不安の内容、高さを知ることが指導に役立ちます。
不安も変化します。
時系列の調査が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

介護用語の一覧です。

これらの言葉がどれだけ自分のものになっているか時系列で調査していきます。
学ぶモチベーションになります。
褒める材料にもなります。

 

 

 

 

 

ピーエムシーが開発した、外国人介護技能実習生のための「成長サポートプログラム」は、日本人の新人介護士と在日外国人介護士育成等の長年蓄積されたノウハウによって作られています。

大きなポイントは、不安を知ることです。

日本人も外国人も変わりません。いかに不安なことが何かを知ることなのです。

介護事業所や指導者の皆さんは、「早く覚えて欲しい」が先行してしまいます。
恥ずかしさから、なかなか「わからない」が言えない実習生も多いでしょう。
これは、日本人も在日外国人もEPAも、そして介護留学生も同じです。

ピーエムシーは、「外国人介護技能実習生の皆さんから、頑張って楽しく働いてもらいたい」、そんな想いでプログラムを作っています。

また、外国人介護技能実習生の人材育成こそが、日本の介護事業所の「質」と「量」の好循環になると考えています。

ピーエムシーの介護人材育成・教育に興味をもたれた方、ご意見がある方、外国人介護技能実習生のための「成長サポートプログラム」についての問い合わせ等がございましたら、まずはお気軽にご連絡いただきたいと思います。

 

 

 

 

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