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特別養護老人ホーム みねの園 [ピーエムシーにはまった園長の独白]

「ピーエムシーにはまった園長の独白」です。

ピーエムシー社の存在は一つの驚きでした。

研修機関や企業へのコンサル業の事は一応承知しているつもりでしたので「介護職に限っての研修を行う会社?」と聞いた時は、何度も聞き返したほどで「それだけで成り立つの?」というのが本音だったからです。

しかし、自分のインスピレーションに変な自信のある私は、反面「もし、それだけで成り立つのなら、そりゃ、本物だ!」と即、思い直すと同時に「やっぱり、それ程に介護現場の育成の現状が危機的なんだ」と納得したのです。

となれば話は早く、「谷社長」と知り合えた会合の後、名刺の連絡先へ電話をして、まずは『新人育成の100日プログラム』を取り入れました。
その後は現在のリーダー(チームマネジメント)研修や全職員対象の「高齢者虐待防止と認知症対応のユマニチュード研修」を毎年の当たり前の取組としてここまで来ています。

そして、結論を言ってしまえば、この間、介護業界の人材不足は当施設も例外では無い中「人が居なくて忙しいのに何で職員をあの研修に割くのか!」のごく当たり前の批判を乗り越えてここまで来ている事が、最大の研修成果の表れだと思っています。

という事で、旗振りが専門の私は「ピーエムシーの研修」についての専門性を解説することは全くできない事から横道に逸れた(お付き合いの中で既に周知の事実ですが)お話になりますが、「ハマったことは何なのか?」と言われれば、「飢えていた」事に行きつきます。

私自身は、7年前に縁あってこの施設に来たところですが、当時の印象を率直に言えば「空気が動いていない」「時間が止まっているのでは?」と言うものであり、それでも少しずつ対処してきた中、「改革はやはり難しいのか!何か方法は無いのか!」と、飢えていたのです。

そこにピーエムシー社と出会った訳で、元々「黒船(日本の鎖国を開いた例の)方式」が手っ取り早いと思っていた人間ですから、正に渡りに船であり前述のとおりの批判も感じながら、新人育成と言う基本から取り組んだのでした。

私の「研修」に対する認識を言えば「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」となります。つまり、研修自体が千差万別でつまらないものも有れば有意なものもある訳で、それはとにかくやってみないと分からないものであり、その都度の結果や成果に拘りはありません。

要は「ある考え方に触れる」「経験する」事で、どこかのタイミングで「何かを感じてもらえればよい」「いつか目を見開く事が出来ればよい」位に考えています。

とは言え、それなりの投資もしている訳ですので何らかの成果も出ていて欲しいのも正直なところですので、一つだけ事実を紹介して独白を終わりたいと思います。

当法人は現在、特養とショートを併せて50床とDSと居宅で4事業のごくごく小さな経営体ですが、令和元年度の実績は、総収入2億5千8百万円、人件費1億8千万円(人件費比率69.8%)で580万円の黒字決算でした。

5年前にはプラス3事業があった中、総収入2億7千2百万円、人件費2億5百万円(人件費比率75.4%)で1千5百万円の赤字でした。

詳しい分析はともかく、報酬単価が下がり処遇改善施策などで人件費は確実にアップしてきた中で、それでも一応の健全経営に転換できたその根源は、私はトータルでの職員の成長だったとしか思えないのです。

 

 

 

 

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