研修担当者からの情報発信
2025.04.20
特別養護老人ホーム ふくがくちの里 施設長からのコメント

社会福祉法人 ひすい福祉会
特別養護老人ホーム ふくがくちの里
1年間の研修を受講した参加者との面談や行動等による主な考察です。
効果
1.自己理解と他者理解
このことは、なんとなく理解しているか、また必要性は感じているものの、リーダーの資質で大切なものと捉えられている。
2.1on1ミーティング
係長以上は、人事考課の面談を年2回行っているが、主任以下はこのようなミーティングは初めであり、ノウハウと目的、意義等を理解できたと思われる。
3.ファシリテーション
会議等での進め方は、リーダーの大切なスキルだが、メンバーの中には、苦手、ノウハウ不足等により、まとまらない、長時間、自分本位などがみられるが、この研修により理解、改善等が図られたものと思われる。
4.チームマネジメント
特に人材育成では、若手や中途採用者等への育成のノウハウ等を理解することで、この組織での役割や定着を図るための指導力等は増したと思われる。
課題
メンバーは、年代、経験、リーダーとしての自覚等が異なっていることから、忙しいこともあり当初はあまり乗り気でない者もいた。そうであったが、研修を終えた感想は、前向きに捉えることができたとのこと。
1.集合研修のため、メンバーが一堂に会するのに苦労していた。年間スケジュールは決まっているが、職場内の予期せぬ人員不足等がある。
2.個々のメンバーの力量、意欲等の違いにより、メンバーの中でギャップを感じている者もいた。
3.1年間受講してリーダーとしての資質向上が図られたと思うが、中には性格や自己主張の強い特性等もあるので、個々の事例により面談等で確認している。
4.研修内容や方法は良いもので、メンバーは理論的には理解している。行動や実践に繋げるには、内容によっては直ぐにできるものもあるが、今後のリーダーとしての成長に伴い必要性が分かるものと捉えている。