研修担当者のブログ

2016.12.3

OJTとOFF-JT

ひとめぼれ

 

先日、ある高齢者施設で、高齢者虐待防止研修を行ったときのこと。

事前アンケートで、「虐待発見時の通報先を知っている」と答えた人の割合が約60%程度と、

意外と認知されていなかったことがわかりました。

 

これについて色々議論になったとき、

ひとりの若い女性職員の方がこう発言しました。

「恥ずかしいことかもしれませんが、私は虐待発見時の通報先をしりませんでした。

ですから、半数以上の職員が通報先を知っているということに、逆に驚いています」

 

これを聞いて、私はびっくりしました。

 

よく言った!

なぜなら、福祉の仕事をしている人なら、

当たり前に知っていなければならないレベルの問題であり、

これを「知らない」というのはなかなか口に出せないことだと思うからです。

 

たしかに、これくらいはわかっていてほしい…

しかし、中途採用の多い介護現場では基本的知識や技術の説明が充分おこなわれていないため、

「教えてもらっていないし、よくわからない」

という人がどうもたくさんいるようだと分かりました。

 

ちなみに、この後中途採用された顔見知りの職員さんに聞いたところ、

「外線電話の使い方、対応の仕方」

「有給の届け手続き」

「やめるとき誰に言えばいいか」

「組織のしくみ、自分の上司は誰か」

など習っていないことが結構あるようです。

 

とにかく、「私は知らない」「私にはわからない」と勇気ある発言ができる人にあったのは、

これで2回目です。

前回も強烈でしたが、今回も負けずに強烈でした。

勇気ある発言をするひとは、真剣な顔で、真剣な目で訴えてきます。

 

素敵です。

すごくカッコイイと思います。

ひとめぼれしました。