研修担当者のブログ

2022.02.21

人間関係とコミュニケーション

あなたは新人に怖がられていませんか?

※今回のブログは、ピーエムシーwebサイト2019.6.22日付けの「研修担当者のブログ」を加筆修正したものです。

ある従来型特養でのエピソードです。
今年度、新人女性職員A子さんが新卒定期で入社してきました。
A子さんはどちらかというとおとなしく控えめな性格です。
一方、この施設の主任B男さんは40代男性で、声が大きくて元気な感じの方です。

実はA子さん、B主任のことが苦手だと感じています。
威圧感を感じるそうで、仕事中に見られていたりすると、緊張して仕事どころではなくなってしまうそうです。

新人A子さんの働きやすさのために、ちょっとB主任には話しておこうかな、と考えて、面談の時間をとってもらいました。

「B主任、良い話でなくて恐縮なんですが、実は新人A子さん、あなたのことをちょっと怖いと感じることがあるみたいです」
私がそう話しはじめるとB主任の様子が変わりました。
笑顔(苦笑い)になり、ちょっと声が大きくなり、体の動きが増えました。
「そうか、そうなんですか」
「でもそんなつもりまったくないんですけどね」
「意識したことなかったからなあ」
といった言葉を繰り返し、
何が問題だったのかということになかなか気づけない、理解できない様子でした。

そこで、もう少し具体的なこと話した方がいいのかな、と思い
「例えば新人の前での腕組みや足組み、大きい声等が新人に圧迫感を与えているかもしれませんよ」と具体例をあげて話すと、そうか!という感じの表情で理解してもらえた様子。
無意識に相手に威圧感をあたえるというのは、そういうことなのか…と理解されたようです。

B主任は職員のレベル向上のために色々と勉強している方で、介護技術を指導する資格等も取得されている方です。しかし、毎日の何気ない姿勢や態度が新人に威圧感を与えていることに気づくことが出来ていませんでした。

細かいことですが、新人が働きやすい職場というのは、このような細かい配慮の積み重ねでつくっていくものなのかも知れません。