研修担当者のブログ

2022.06.21

お役立ち情報

介護職員の不満について(PART1)

『転職学(株式会社KADOKAWA)』という本を読みました。
中原淳さんと小林祐児さんという方々の共著で、2021年4月に発行された本です。

転職学というタイトルではありますが、組織で働く全ての人が多くのことを学べる本だと思いました。

この本によると、日本人の離転職の要因として多いのは「仕事に対する不満」だそうです。
日本人の多くは、単に現状に不満を感じて転職するわけではなく、その不満の解消が将来的にも困難であり「自らの将来に期待や希望が持てなくなった時に会社を辞めようと考えはじめる」と書いてありました。

介護現場においても、職員の離転職を減らすためには、仕事に対する不満を軽減させる必要があります。
「人手が足りない」「身体的負担が大きい」「職員の価値観が多様で人間関係が難しい」など、介護現場にも実に多くの課題があります。そのような中で、少しずつでも不満の要因が改善されていく…つまり、職場における改善の PDCAサイクルが回っていて、それが組織全体で共有されていることが、とても大事なことだと思います。

もちろん多くの介護現場では、課題改善のための様々な取り組みが行われています。
しかし、取り組みに対する効果測定や、組織メンバーへのフィードバックが不十分なケースが多く、その結果、多くの職員が「頑張って取り組んだけど結局何だったの?」と不満を感じてしまっている現状があります。
PDCAの「C」と「A」が出来ていない状態です。

現在、ピーエムシーが行っている「チームリーダー育成プログラムⅢ」では、上記のような課題の解決を目指してPDCAサイクルの構築に取り組んでいます。

しかし、実際には、これがなかなかうまく行かないのです。
なぜうまく行かないのでしょうか?色々試行錯誤してみて、気づいたことがありました。
この続きは次号に書きます(つづく)